すりえごまがうつの改善に役立つ理由
当ブログではうつ病の予防と、うつの症状を食事と栄養(主に腸内フローラ・腸内環境改善と糖質制限)、運動と瞑想で治すための方法について書いています(あくまでうつの症状をやわらげるためのひとつの手段です)。
今回はすりえごまがうつの改善に役立つ理由についてです。
当ブログでは食事によってうつをやわらげていくための方法のひとつとして、油の摂りか方を変えてみることをオススメしていますが、特に重要になってくるのは、オメガ3脂肪酸(DHA・EPA・α‐リノレン酸)を多く摂るようにすることだと、以前の記事で述べました。
オメガ3脂肪酸(DHA・EPA・α‐リノレン酸)は、脳の炎症を抑えるなど、心の健康を維持するために様々な良い働きをしてくれます。
しかし、青魚に多く含まれているオメガ3脂肪酸は、普段の食事の中で十分な量を摂りにくいという側面があるため、サプリメントや亜麻仁油・えごま油などを利用することが、オメガ3脂肪酸の不足を補うためには有効なのです。
それに加えて、「すりえごま」という食品も、オメガ3脂肪酸の不足を解消するのにオススメなのです。
えごまにはα-リノレン酸が多く含まれていますが、このα‐リノレン酸は、体内で1~2割がDHA・EPAに変換されます。
そのため、「すりえごま」を摂っていれば、オメガ3脂肪酸の不足を完全に解消できるというわけではありませんが、それでも深刻なオメガ3脂肪酸の不足を解消するのには役だってくれます。
しかも「すりえごま」には、「えごま」をそのまま食べるよりも消化に良いというメリットがあります。
ちなみに肝心のお味のほうは、それほど味にクセないため、亜麻仁油やえごま油が苦手だという方でも、サラダや和え物、惣菜などにこのすりえごまをサッと加えて摂ることができます。
またえごまにはα‐リノレン酸以外にも、タンパク質や食物繊維、カルシウムやマグネシウム、カリウムなどのミネラル類、ビタミンB群(B1、B2、ナイアシンやパントテン酸)などの栄養素が豊富に含まれています。
したがって、すりえごまを毎日の食生活に採り入れることは、うつの症状を少しでもやわらげていくためにおすすめなのです。
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