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うつを腸内フローラ改善と糖質制限で治すための方法ブログ

うつの症状を食事と栄養(主に腸内フローラ改善と糖質制限、DHA)、運動と瞑想で治すための方法ブログです。

「気づき」がうつの改善のために必要な理由

当ブログではうつ病の予防と、うつの症状を食事と栄養(主に腸内フローラ・腸内環境改善糖質制限)、運動瞑想で治すための方法について書いています(あくまでうつの症状をやわらげるためのひとつの手段です)。

 

前回は1分間マインドフルネス瞑想を緊張した時やストレス対策としてオススメしましたが、今回は、瞑想による「気づき」がうつの改善のために必要な理由についてです。

マインドフルネス瞑想は、意識を今の瞬間に戻すための心のトレーニングだといえますが、自分の気持ちを過去や未来ではなく、現在に戻すには、「気づき」が必要になってきます。

しかしイライラしたりモヤモヤしたりして、感情に振り回されている時ほど、そうなっている自分に気づくことは難しいのです。

なぜなら、そのような状態は、例えて言えば嵐の中に自分が巻き込まれてしまっており、そのことに自分がとらわれてしまっているからです。

突然、嵐がやって来て、全身がびしょ濡れになってしまったり、お気に入りの衣服が雨に濡れてしまったりしたら、たいていの人は「嫌だ」と感じてショックを受けるのではないでしょうか?

しかし瞑想による「気づき」とは、自分の心が嵐に巻き込まれることなく、嵐から距離を置き、嵐の外から嵐の様子を眺めている状態のことを意味します。

そのため、嵐がやって来ても、嵐(感情・情動)に振り回されることなく、冷静なままでいられるのです。

また、瞑想を行う習慣が続いていけば、自分が嵐に巻き込まれてびしょ濡れになってしまっても、それほど感情的にならずに、「あ、濡れてしまったな」と、ただ冷静に自分を観察することが出来るようになります。

「気づく」ためには瞑想を習慣化することが大切

しかし、先程も述べましたが、嵐に巻き込まれている時ほど、そのことに気づくのが難しくなります。

例えば、ほとんどの場合、ひどく怒っている人に対して何を言っても無駄なのは、その人が怒りの感情に完全にのまれてしまっているからです。

一度感情にとらわれてしまうと、冷静になってその感情に気づくことが困難になるのです。

そのため、嵐を外から客観的に眺められるようにするためには、日頃から「気づき」のトレーニングとしてマインドフルネス瞑想を行ない、習慣化していく必要があるのです。

このあたりの「気づき」の大切さについて、ヨガ・瞑想講師の吉田昌生氏は『1分間瞑想法』のなかで以下のように述べています。

 

(略)瞬間、瞬間に意識を向けていくと、普段は気がつかない様々なことに「気づき」ます。

 これを心理学では「無意識の意識化」と言います。

 身体の感覚であったり、痛みを訴える声であったり、未来に対する期待だったり、過去に対する後悔だったりします。

 普段はなかなか自覚できていない無意識の闇に、意識の光が当たっている状態です。

 自動的に湧いてくる思いや考えも受け流し、客観視し続けていくと、頭の中の声とは別の「ただ俯瞰して目撃している自分」がいることに気づきます。

 マインドフルネスの目的は、この「気づいている自分(=観察者の視点)」を養うことにあるのです。自分の中の感覚や思考を観察することで、「気づく力(アウェアネス)」を高めることがこの瞑想の目的です。(吉田昌生『1分間瞑想法』p49

 

 瞑想と聞くと、多くの人が「『無』にならなければならない」と思うようですが、必ずしもそうではありません。

 マインドフルネスの目的は「気づく」ことです。

 「気づき」が連続することで「無」になることはありますが、「無」になることが目的ではありません。雑念が湧いても、それに気づいて、再び集中すればいいのです。

 

 瞑想で大切なことは、次の2つです。

 

  1.  感覚に集中すること
  2.  集中に途切れたことに気づくこと

(吉田昌生『1分間瞑想法』p54)

 

 まず注意を向けること、そこから注意がそれたら戻すこと、この繰り返しによって、脳が鍛えられていきます。

 このトレーニングを繰り返すことで、脳が普段働いていないところに血液を送り込み、低下していた機能を取り戻すことができます。

 だから、雑念が湧いてもいいのです。

 雑念が湧いたことに「気づく」ことで、それが「負荷」になって、脳が鍛えられていると捉えてください。(吉田昌生『1分間瞑想法』p55

1分間瞑想法

瞑想によって気づく機会を増やすことが大切

このようにマインドフルネス瞑想においては「気づき(アウェアネス)」が大切になってくるのですが、この「気づき」の回数を増やしていくことは、うつの改善のためにも役立つと考えられます。

しかし、よほどの瞑想の達人でない限り、怒りなどの感情にある程度振りまわされてしまうことは当たり前ですので、感情的になることは悪いことだと思って自分を責めることはしないでください。

かくいう私自身も、日常生活においては、気づかないうちに嵐(感情)にのみ込まれてしまっていることは何度もあります。

大切なのは、心のトレーニングとしてのマインドフルネス瞑想を行い、気づく回数を増やすこと、すなわち、いまの自分の状態を客観的に眺められるようにする機会を増やすことです。

そしてそのために、まずは1分間で良いので、マインドフルネス瞑想を習慣として続けてみてください。

 

瞑想の方法などについては、以下の記事をご参照ください。

utukaizen.hatenablog.com

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