うつを腸内フローラ改善と糖質制限で治すための方法ブログ

うつの症状を食事と栄養(主に腸内フローラ改善と糖質制限、DHA)、運動と瞑想で治すための方法ブログです。

自然に触れることが、うつを緩和し、うつ病を予防する。

当ブログではうつ病の予防と、うつの症状を食事と栄養(主に腸内フローラ・腸内環境改善糖質制限)、運動瞑想で治すための方法について書いています(あくまでうつの症状をやわらげるためのひとつの手段です)。

 

前々回の記事では、うつを解消するために、<いのちの働き>を感じる方法ついて書きましたが、今回はそのひとつとして、「自然に触れることが、うつをやわらげ、うつ病を予防する」ということについて書いていきたいと思います。

utukaizen.hatenablog.com

 

<いのちの働き>を感じるためには、自然に溶け込む時間をもつことが大切であるように思います。

なぜなら、自然のなかには、生命力に満ちた自分以外の存在が、溢れているからです。

山のなかを散策すれば、森のなかの樹々や草花、小鳥のさえずりなどに気づかされますし、海をしばらく眺めていれば、ひとつとして止まることのない波の動きに圧倒されたり、癒されたりします。

湖をただぼーっと眺めていれば、見たことのない昆虫が飛んでくることもあります。

 

自然のなかでの日光浴はうつの改善のためには欠かせない

自然のなかでの日光浴はうつの改善のためには欠かせない

普段、頭の中が人間関係や仕事に関する悩みでいっぱいだったり、パソコンやスマートフォンの操作に時間を費やすことが多かったりする場合は特に、自分が自然のなかに溶け込んでいるつもりで、視覚、聴覚、嗅覚、触覚などをフルに働かせながら、自分が生きている空間を<感じる>ように心がけてみてください。

 

さらに、樹の幹に手で触れたり、足元に気をつけながら、裸足で土や砂浜のうえを歩いたりすることも、ダイレクトに自然を感じることにつながります。

 

また、遠出しなくても、晴れた日は近くの公園で日光浴をするのもオススメです。わたしたちを生かしてくれている太陽の光をしばらく浴びていれば、そのぶん、エネルギーが充てんされ、元気をもらうこともできますし、30分以上日光を浴び続ければ、からだがビタミンDを作り出してくれます。

 

日光を浴びれば「セロトニン」や「メラトニン」が作られる

 

特に日光を浴びることは、幸せホルモンの「セロトニン」や睡眠を促すホルモンである「メラトニン」が作られることにも関係してくるため、うつの症状に悩まされている場合、太陽が出ている時間帯に、しっかりと日光浴を行うことはうつ病の対策として欠かせません。

 

そして自然を感じる時間をもつようにすることは、自分自身の生命力の回復にもつながっていきます。

もちろん、大自然のなかでマインドフルネス瞑想スロージョギングを行ないながら、自然を感じるようにすることもオススメですし、足裏感覚を確かめながら、ゆっくりと遊歩道を歩くようにするのも自然を感じるのにお勧めです。

 

冬に自然を感じる

冬の場合は、寒いせいで部屋のなかに閉じこもりがちになり、なかなか自然のなかを散策する気が起きてきませんが、少しでも暖かい一日があったら、日が暮れないうちに思い切って自然を感じるようにしてみると、意外と冬の季節にしか発見できない驚きに出会ったりします。

 

文明社会における自然に触れることの効用

ちなみに、文明社会に飼い慣らされた生活をやめてみることを提唱している、ジョンJ.レイティ、リチャード・マニング氏らの『GO WILD 野生の体を取り戻せ!』のなかで、自然のなかで過ごす時間を増やすことの効用について書かれていますので、引用してみたいと思います。

 

 何より理解いただきたいのは、食事、運動、睡眠、思考、そして生き方は、すべてつながっているということだ。これらすべてが健康と幸福に関わっている。当たり前のことのようで、この考え方は西洋の思想、科学、とりわけ現代医学に真っ向から対立するものだ。それら現代西洋の考えは、問題をいくつもの要素に分け、その中から機能不全になっているものを見つけ出し、それだけを直そうとする。機械ならそれでうまくいくだろう。だが、わたしたちは機械ではない。野生動物なのだ。ワイルドであろうとするなら、複雑さをそのまま受け入れるべきだ。(ジョンJ.レイティ、リチャード・マニング『GO WILD 野生の体を取り戻せ!』 野中香方子 訳 p11

 

 自然との関わりというテーマの興味深い点は、それがこれまで本書で取り上げてきたさまざまな問題すべてとつながっているように思えることだ。だから、まず自然界と人間との関係を確かめれば、高血圧、運動不足、自己免疫疾患、うつなどすべてが解決に向かうだろう。(ジョンJ.レイティ、リチャード・マニング『GO WILD 野生の体を取り戻せ!』 野中香方子 訳 p202

 

現代人、とりわけ都会で暮らす人々に自己免疫疾患が急増しているのは、環境があまりにも清潔なため、免疫系が現実の敵を失い、力を持て余して暴れているからではないか、というのがそれだ。わたしたちはフル装備の微生物に囲まれ、それらと闘いながら進化してきた。そのため微生物がいない状況では、とくに体内の生態系(マイクロバイオーム)に問題が起きる。健康でいるには、体の内の生態系が外の生態系と結びついていなければならない。両者を結びつけるには、無菌の人工的環境から外に出て、自然の中で過ごす必要がある。(ジョンJ.レイティ、リチャード・マニング『GO WILD 野生の体を取り戻せ!』 野中香方子 訳 p202~203

 

GO WILD 野生の体を取り戻せ!

 

以上、ここまで自然に触れることが、うつをやわらげ、うつ病を予防する、ということについて書いてきましたが、自然に溶け込むことは、心身の健康を取り戻し、自分が生かされていることに気づくためのレッスンとして非常にお勧めです。

 

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 うつを緩和するには、腸内環境の改善と糖質制限、食事・運動・瞑想が大切です。

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